【実話】やばすぎて疎遠にした先輩の話

雑談

私には数年に一度会って出かけたり食事をする大学時代の3つ年上の先輩(男性)がいました。

学生時代はその先輩のことを変わってはいるけど面白い人だなと思っていたのですが、つい最近「もうこいつとは縁を切らなければいけない・・」と思う出来事があったので、身バレ覚悟でここに書きます。

半分愚痴ですがどうかお付き合いください。

容赦ない下ネタトーク

遡ること2年ほど前、ある日先輩から電話がかかってきました。

元気にしてる?という近況報告の電話だったのですが、話の中で当時私がナイトレジャー業界で働いていると言うと、こいつには何を言ってもいいと思ったのか自分の風俗歴についてペラペラと話し始めたのです。

あの店に行ったことがある、この店に行ったことがある、私の勤める会社が運営していた風俗ポータルサイトの感想などなど。

しかもちょうどその時ライブチャットにもハマっており、チャットレディの女の子が営業トークで言っている褒め言葉を全て鵜呑みにして自惚れ、完全に手を付けられない風俗おじさんになっていました。

先輩がこんなに男尊女卑思考だったとは・・

ちょっと連絡を取らないうちにえらいモンスター化したな・・

さらに私に対しての下ネタも炸裂。

私たちの学生時代だったら世間的にもまだ許されていたような発言も今は違います。

なのに先輩の感覚は10年以上前に取り残されたままで、令和の今も女性に容赦ない下ネタを浴びせ続けていたのです。

距離を置くことを決意

下ネタトークが強烈すぎて気分が悪くなるレベルだったので、最初にかかってきた電話の後も何回かメッセージや電話がありましたが、私は途中からそれらを無視しました。

無視してしばらく経つまでは何度か様子伺いの連絡がありましたが、状況を理解したのかそれ以降は大人しくなりました。

私はその時ももうこれで縁が切れてもいいかなと思っていたのですが、なんせ数少ない学生時代からの知り合いだったのでここで終わってしまうのはなんかもったいなと思っていました。

距離を置いてみて気が済んだらまた連絡しよう。

そう思い2年ほどの月日が流れました。

やばい方にグレードアップした先輩

自分が現在定職についておらず時間があるため、ふと先輩のことを思い出し連絡してみました。

もちろんなぜ俺の連絡を無視していたのかときかれたので、下ネタがきつ過ぎてしんどかったことを正直に話しました。

そして私が気に入って通っているBarにお誘いしたところ、快く引き受けてくれて一緒にご飯を食べてからBarに行くことになったのですが地獄はここから・・

Barに行くことは電話の最初の方で決まり、その後は先輩の近況報告が始まりました。

話を聞いていると衝撃の事実。なんと先輩はアルコール依存症になっていたのです。

仕事のことやそれ以外のことでもしんどくなって心の余裕が無くなると、朝からでもアルコールを大量摂取してしまうそうです。

今は禁酒していて一時期に比べたらましになっていると本人は言いますが、Barなんてアル中の人を連れて行く場所じゃない(;・∀・)

何度も「それだったらBarは行かない方がいいですね」と言ったのですが、当の本人は「え?なんで?俺はノンアル飲むから大丈夫やで」と言って行く気満々。

私は強く断ることができず電話を終えました。

毎日送られる「俺通信」

食事とBarに行くことが決まってから当日までの間、先輩は毎日「俺通信」を送ってきました。

▼俺通信とは
受け取り
の気持ちを考えず、朝から晩まで自分の好きなタイミングでメッセージを送りまくること。(本人に悪意はない)
メッセージの内容は特に急ぎのものではなく「おはよう」「今〇〇してる」等のどうでもいいこと、またはポエム。

朝の「おはよう」メッセージから始まり、昼は職場での写真を添えて「今〇〇してる」の報告。

夜になると毎日電話がかかってきました。

おそらく「俺は今日こんなに頑張ってるから褒めて!」という意味なんでしょう。

私の経験上、俺通信を送ってくる男性はろくな人がいません。大体モラハラ気質です。

私から誘ってしまったし食事とBarに行くまでの数日の我慢だ。

ちなみに夜の電話で何を話しているかと言うと先輩からの恋愛相談でした。

なんでもマッチングアプリで知り合った女性といい感じになっているらしく、次に会う予定・その女性がどんな人物か・会話の内容・デート後の報告など、そんなに事細かに喋らなくても・・というほどマシンガントークしてくるのです。

そのお相手の女性が後輩と言えども異性(私)と夜な夜な電話をしているなんて知ったらどう思うだろう・・先輩はそんなこと考えられないみたいです。

俺通信を送りつけてくるくらいやからそりゃそうか。

「お金持って行かなくていい?」

いつものように夜に電話していると、ふと先輩が「お金持って行かなくていい?」ときいてきました。

先輩:「お金持って行かなくていい?」

私:(は?)「食事代だけは払ってくださいよ」

先輩:「なんとかします」

貯金が無いとは聞いていましたが、先輩だしこれまでは毎回出してくれていたしさすがに当日お金を持たずに来ることはないだろう。

こんなやりとりをさらっと挟みつつ連日マシンガントークは続きました。

当日衝撃の電話

食事とBarの当日、家を出る準備をしていると待ち合わせの1時間前に先輩から電話がかかってきました。

なんともう現地に着いたと言うのです。

えらい早いなと思いつつ私は待ち合わせの時間通りにしか行けないと伝えると、先輩から衝撃の言葉が。

「お金持ってないねん」

・・・は!?

何日も前から今日私と食事に行くことがわかってて、しかもお金を持ってくるように念押ししたのになぜ用意できていない?

もう出る準備をしてしまっているし、お店も予約しているし、なぜこのタイミングで言う?

私は必死になり先輩に言いました。

私:「待ち合わせ時間までになんとかしてください。カードがあるでしょ?」

先輩:「カード持ってないねん」 ← なんでやねん!

私:「あのお店PAYPAYが使えるのでPAYPAYにお金をチャージしておいてください」

先輩:「友達に借りれたらいけるけど借りれるかわからん・・」 ← 自転車操業!

これはもう無理や・・私は全奢り覚悟で家を出ました。

今日が最後の食事会

待ち合わせ場所に行くと先輩は案の定お金の用意をできていませんでした。

過去にご馳走してもらったことも何度かあるので、私は1回くらい自分が出そうと思いました。

その時は。

お店に移動して二人で食事をしていると、先輩がこの後いい感じになっているマッチングアプリの女性に告白しに行くと言うのです。

その頃にはもうBarに連れて行く気はなかったので勝手にしてくれ案件なのですが、後輩にご飯を全奢りさせたその足で別の女性に告白しに行くってどんな神経してんねん。

私は別れ際に、その女性と付き合うことになったらもう毎日電話するのは止めましょうと言いました。

相手が知ったらいい気はしないはずだと言う説明もしました。

でもやっぱり先輩は理解していません。

そしてそのまま解散しました。

その後

私はその後一人でBarに行きました。

そこで飲んでいると先輩から彼女ができたと報告がありました。

深夜家に帰るとまた先輩から電話がかかってきましたが出ませんでした。

翌日の昼間にも電話がかかってきましたがそれも出ませんでした。

食事代は月末に返すと言われていたのですが、いろいろ考えてそれは受け取らず縁を切ることを決意しました。

この人と関わり続けると今度は彼女とのデート代をたかられると思ったからです。

そんな少しのお金も用意できない人が彼女との食事代やデート代を捻出できるわけありません。

学生時代は面白いと感じていてそこが魅力的だったのに、歳を重ねてモンスター化してしまった先輩。

さらば・・

考察

先輩はアルコール依存症ながらも仕事はしているので毎月お給料が入ってきているはずです。

さらにご実家もお金持ちです。

それなのに食事代も払えない程お金がないと言うことは借金でもしてるのかもしれません。

余計なお世話かもしれませんが、そんな先輩と付き合う彼女も相当変わった人だと思われます。

過去に書いた突然LINEをブロックして去っていった猫くんもそうでしたが、俺通信を送ってくる人は後々何かしらあります。

四六時中自分のことを考えていてほしいと願うナルシストなんでしょうね。

そしてどうやら私は男性に搾取されやすい人間のようです。

つまりナルシストのターゲットにされやすい。

先輩も猫くんも本格的に搾取される前に離れられていますが、自分にこういう素質があることがわかったのでこれからも人間関係には気を付けます。

2度あることは3度あります。

こりゃRちゃんのこと言ってられへんな。。

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